皆様こんにちは!
なかなか暖かくなりませんがお風邪などひいていませんか?
私はひいたり治ったり・・・
さてブログ、またまた久しぶりの更新になってしまいました。
今回は産後のダンサーについてです。
子供をお腹の中で育てて約10カ月、何十倍にも大きくなった子宮やそれに伴って伸びた色々なもの、消えた筋肉に広がった骨盤・・・
身体は大きく変化しています。
それを戻すのは、はっきり言って大変な作業です
まともに動けるようになるのはいつなの??と途方にくれます。
出産直後から授乳が始まり、夜中も何度も授乳やオムツで起きますし、毎日寝不足との闘いです。
そんな大変さも1カ月経つとだいぶ落ち着きます。
しかし寝不足と抱っこのし過ぎから肩や背中が凝りまくりです。
そんな状態の中、1か月後検診が無事過ぎると練習を開始するのです。
皆さんは分かりませんが、私はそのくらいから少しずつ始めます。
しかし今回は前回と大きく違う点があります。
それは、『帝王切開での出産』です。
単純に傷が痛いです
表面も中も傷口があるので、伸ばしたりコンタクトで擦れたりすると痛みます。
いつになったらまともに踊れるんだろう・・そう思っていました。
私達の尊敬する元世界チャンピオンのジョアン・ボルトン先生は、産後1年くらい経ってもまだ違和感は有る、そう言っていました。
それでも踊りだすと「本当に痛いんかい?」ってくらいパワフルだったので、私も絶対前よりもパワーアップするぞ!!
そう思ってもなかなか痛みが取れず、気持ちは焦っていました。
そんな時、経験者の貴重な話がきけたのです。
アルゼンチンタンゴダンサーのヴァネッサです。
ヴァネッサ&ファクンドは昨年の合同パーティーのスペシャルゲストでした。
本物のアルゼンチンタンゴを生で見るのは初めてでしたが、ブロードウェイでも活躍していた二人は、さすがの運動能力の高さと技術と色気と迫力。
本物はとても素晴らしかったです!!
二人には我が家の長男と同じ3歳の男の子がいますが、その男の子を帝王切開で出産したそうです。
産後の経過を聞いたところ、4カ月から舞台に立ってた、そうです。
痛かったけどね!と言っていました(笑)
他にもコンタクトはどうしてた?とか色々聞きましたが、やはり身体の内側も外側も気にならなくなるのは6カ月かかる、とのことでした。
その話を聞いてから、この「6カ月」というのが私にとって大きな目標となりました。
そしてあと1週間で6カ月になります
確かにいつの間にか以前より気にならなくなっています。
傷が痛くて出来ない・・そんなことはもうありません
ただ自分のあらゆる部分の可動域が更に狭くなっているのでこれから広げていかなくちゃ
もう言い訳はできないので、日々努力するしかないですね(笑)
帝王切開で出産したダンサーの普通に戻るまでの目安は、「6カ月」(個人差はあると思いますが)ですね。
普通分娩の場合はもっと早く身体の違和感はなくなります。
ただ、産後大変なのは身体の快復だけではなく、育児の始まりです!!
今はママダンサーの友達が増え、みんな復帰したり復帰に向けて頑張っています。
指導して下さる先生方のご理解や協力のお陰で現役復帰もしやすくなったと思います。
ママダンサーたち、皆それぞれ頑張っています。
私も頑張らないと
以前坂本先生がジョアンに「ツカサ、ツカサは踊りたいかもしれないけど、愛の身体は見えなくてもとても傷ついているのよ。だから焦ってはダメよ!」と言われたそうです。
なのでママダンサーのお相手のリーダーさん達にも優しく見守ってあげてほしいと思います