ブログ

Information

2017年11月10日

オペラ座の怪人

皆様こんにちは!


日が差すと暖かいですが、寒くなりましたね。
確実に冬が近づいている感じがします。


今日は好きなミュージカル映画について。

今回私がご紹介するのは、「オペラ座の怪人」ですが、映画ではありません。

『「オペラ座の怪人」25周年記念公演 in ロンドン』です。

25周年を記念してロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた公演をDVD化したものです。

世界中のキャストの中から選ばれた最高のメンバーで作られた舞台。

最高に決まってますicon:face_self-conscious_smile

<内容>

1905年、パリ・オペラ座の舞台上。オペラハウスの所有物がオークションにかけられている。 車椅子の老人はその中の一つ、オルゴールに手を止める――。
さかのぼること半世紀、オペラ座の舞台では、オペラ『ハンニバル』のリハーサル中。
しかし華麗な舞台の外では"オペラ座の怪人"の仕業とされる謎めいた事件が続発していた。策を講じない支配人に腹を立てたプリマドンナのカルロッタは、オペラに出演しないと言い出す。
急遽代役に選ばれたのはコーラスガールのクリスティーヌ・ダーエ。
亡き父の贈り物"音楽の天使"にレッスンを受けたという素晴らしい歌声を披露し、舞台は大成功をおさめる。
そんなクリスティーヌをひときわ熱いまなざしで見つめる青年がいた。
ラウル・シャニュイ子爵は、美しく成長した幼なじみのクリスティーヌの楽屋を訪れる。

その夜、クリスティーヌは楽屋から忽然と姿を消した。
クリスティーヌの前に"音楽の天使"が現れ、オペラ座の地下に広がる神秘的な湖を進み、彼の隠れ家へと連れ去ったのだった。
"音楽の天使"を名乗って夜ごと彼女に歌を教えていたのは、愛するクリスティーヌをプリマドンナに仕立て上げ、自分の音楽を歌わせたいと願う"オペラ座の怪人"だったのだ――<内容終わり>


この舞台の私なりの好きなポイントは、キャストの演技、歌、演出、どれをとっても素晴らしいのです。

今まで日本で何度か舞台で観ましたし、映画も観ましたが、今回初めて「こんなに切ない物語だったのね・・・( ;∀;)」

と思いました。


クリスティーヌとファントムとラウルの三角関係。


普通に考えたら、幼馴染の恋人同士に醜く身元を隠したオジさんファントムが嫉妬に狂っちゃって・・と思ってしまいますが、

キャストの熱演か?私の中の何かが成熟して観る目が変わったのか?

本当に切ないんです。


私の好きな楽曲の一つ「ザ・ポイント・オブ・ノー・リターン」
劇団○季版の歌詞で言えば「もーはやひけーないー。二人きりの~物語が始まる~♪」です。

これも劇中劇の歌なのですが、ファントム VS クリスティーヌ なのです。気持ちのぶつかり合いが凄いです!!


そこからラストまでグーっと引き込まれ、クリスティーヌがファントムを受け入れ、ファントムがラウルとクリスティーヌを逃がすシーン。

このシーン、ファントム役のラミン・カリムルーとクリスティーヌ役のシエラ・ボーゲスの芝居と歌に引き込まれます。
ファントム切なすぎ(涙)

この二人のファントム&クリスティーヌが観られるならどこにでも見に行きたいくらいです。
ラミン&シエラ最高ですicon:sparkling


そしてこのDVDの面白さは舞台のカーテンコールにアンドリュー・ロイドウエーバーやサラ・ブライトマン。歴代のファントムが登場して歌ってくれるのです。

このクオリティーの舞台を映像ですが1000円以下で観られるとは・・・価値観は人それぞれですが、私にとってはとてもお買い得でした(笑)

本当に大好きな作品です。


お時間ありましたら是非一度、観てみて下さいicon:face_shishishi


想像してみてください。美しい音楽に身を委ね、思い切り身体を動かす時間を・・・
お気軽に坂本ダンスアカデミー・林間にお越しください。